Nobuyuki Takahashi’s blog

2008年 11月 19日のアーカイブ

スーツ

2008年 11月 19日

私の愛用している靴

私の愛用している靴

いつもは革ジャンにジーンズ、シルバーアクセサリーじゃらじゃら。ちなみに奥さんが彫金師なので。
その私がこの二日間、めずらしくスーツで出勤している。私が運営しているアートプロデュースコースの学生によるプレゼンテーションがあるからだ。気持ちが入ったプレゼンテーションを受けるには、私も普段着ではない、気を引き締めたいという気持ちからだ。これまでは兄のスーツをリサイズして着回していたが、一昨年初めてスーツを購入した。自分の体にあったスーツを着るということが少しわかった気がした。気が引き締まって自然と背筋が伸びるのだ。
きっかけはやさしい美術プロジェクトが文部科学省の現代GP(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)の一次選考を通り、面接を受ける時だ。「きちんとネクタイしめて行こう」と思い立った。新しいスーツに身を包み、文部科学省の職員と有識者10名ほどの人たちの前で口頭で10分間のプレゼンテーションを行なった。緊張はしていたが、うまくいくという確信だけはあった。10分の時間制限で「おわりです」と言われると同時に私のプレゼンテーションは終了。このときから、スーツってしゃきっと自分を奮い立たせるすてきな道具、と思うようになった。
この時から私はスーツを着るのが嫌ではなくなった。もちろん、そう着る機会はないけれど。
学生たちのプレゼンテーションは清々しく、前向きで気持ちのよいものだった。白ぬりのゴシックの出で立ちのプレゼンターもいたし。(笑)かっこよかったぜ、みんな。