Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 1月 6日のアーカイブ

段ボール

2009年 1月 6日

段ボールで囲った作業場。ここで博物館から頼まれた模型を製作した事もある。

段ボールで囲った作業場。ここで博物館から頼まれた模型を製作した事もある。

今日の夜は冷え込むとのこと。熱さは何とかなるが、寒さは何ともならない。
小原村に住んでいた頃、冬は靴下は2枚履きで靴下にズボンの裾をインしていた。お風呂は外。入るまではめちゃ気合いがいるが、入ってしまえばどうってことはない。そのお風呂のお湯が次の日には氷が張るという笑えない話も。一番きついのは洗い物。生活用水はすぐ傍らを流れる沢水をひきこみ使っていたのだが、これが恐ろしく冷たい。その流れを留めてしまうと、凍ってしまい、春まで水は使えなくなる。つまり、氷に限りなく近い水なのだ。これをしのぐ方法はずばり「離脱」である。これを会得すれば、洗い物をした後は手から湯気がたつ程手はあたたまる。要は気合い、心意気なのである。
鶏舎小屋をところどころ、段ボールで囲って冬の間の作業場にしていたのだが、段ボールの断熱効果は抜群だ。私は名古屋駅で段ボールにくるまって寝た事があるが、警備員に起こされて追い出されるほかはなかなか温かくて快適だった。寒くなる夜。せっかくだから暖まる話を、と書いたのに、よけい寒くなる話になってしまった…。