Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 1月 22日のアーカイブ

妻有の水はなぜ美しいのか

2009年 1月 22日

引き続き妻有について。
妻有に行ったメンバーは口々に言う。「緑が強い」「生命力を感じる」「光の奥行き感が尋常じゃない」「水の流れが美しい」…。
なぜ、妻有の水は美しいと感じられるのか。
水はもともと無色透明の物質である。水の色はその周囲の光の色を映し出している。光が美しいからだ。
ではなぜ、妻有の光は美しいのか。光だけでは私たちは何も感知できない。光があたって反射するからこそ、モノが見える。光を受けてはね返すモノが周囲の世界を明るくする。
結局のところ、どうしてかはわからない。でも、この透明感のある光は妻有独特だと私は感じる。
この妻有の美しい水をテーマに作品を制作するメンバーがいる。どのような世界を彼は作るのだろう。楽しみだ。