Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 1月 25日のアーカイブ

院内緑化計画

2009年 1月 25日

Morigamiをやさしい家で植えて増やしていくイメージ。地域住民、トリエンナーレ来場者、通院、退院した患者さんが参加できる。

Morigamiをやさしい家で植えて増やしていくイメージ。地域住民、トリエンナーレ来場者、通院、退院した患者さんが参加できる。

やさしい家の階段をひな壇にしてMorigamiを植えていくイメージ。

やさしい家の階段をひな壇にしてMorigamiを植えていくイメージ。

十日町病院の廊下にMorigamiの並木道を作るイメージ

十日町病院の廊下にMorigamiの並木道を作るイメージ

三度前回の妻有ツアーにて。
1月16日(金)16:00〜に新潟県立十日町病院にて研究会を開催した。そこで、私から提案したのは「院内緑化計画」(仮)である。
このプランは小牧市民病院で展示して好評だった、井藤由紀子制作「森をつくるおりがみ Morigami(もりがみ)」をデザイン・原案とし、その作品コンセプトを活かすかたちでやさしい美術がプロデュースして十日町病院内を「Morigami(もりがみ)」で満たしていくものだ。
研究会では私からラフスケッチをプロジェクターで見せて、まずは病院の医師、看護師さんらに意見を聞いた。
皆さんの反応は上々!「Morigami」の森が十日町病院全体に広がっていく日は近い。
千羽鶴に象徴されるように、「折る」ことの積み重ね、それもたくさんの人の手がかかったもの。そうした行為の塊は日本人の感性をやわらかく刺激する。それが増えていって森になるのだから、さらに私たちの心にある自然観を想起させる。トリエンナーレ会期中には空き家活用プログラム「やさしい家」でも森を育てることができる。