Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 7月 17日のアーカイブ

妻有直前準備

2009年 7月 17日

米どころの田の美しさは格別

米どころの田の美しさは格別

このブログは妻有地域(新潟県十日町市+津南町)にある空き家「やさしい家」で書いている。私たちやさしい美術プロジェクトは新潟県立十日町病院に医療環境と地域に密接したアートとデザインの取り組みをしている。病院内は一般公開せず、近くにお借りすることのできた空き家で活動の様子を公開するほか、企画展やワークショップを行う。
このやさしい家に、すでに光ファイバーがつながっている。さらにサーバーが整備され、ここからライブ中継で森をつくるおりがみMorigamiが人々の手によって育ってゆく様を配信する。実験的で先鋭的。そして根源的。
すでに現地入りしていた5名のメンバーとスタッフ。私は朝8:20の新幹線に乗り、東京、越後湯沢、六日町を経由して十日町入りした。なんと12:00に到着。乗り継ぎが余裕がなく、毎回走ったものの4時間を切るとは…。
駅から徒歩10分あまり。やさしい家に着くと全員が作業まっただ中だ。作業は早いとは言えないが、展示に向けてそれぞれ精一杯がんばっている。食事後に私は奥8ギャラリーの企画展、「Morigami園」の床面のコンパネをベージュにペイントする作業にはいる。こうした作業は慣れているのであっという間だ。ペンキの乾燥を待っている間に他の展示の打ち合わせをする。そうこうしているうちに先発隊の帰る時間になる。

すっきりと晴れることが稀な妻有の空

すっきりと晴れることが稀な妻有の空

16:30 レンタカーに乗り込み先発隊は名古屋に向けて出発。
私はMorigami園の床貼りのためにペンキの乾いたコンパネを敷く。端の見切り部分の仕上げのための材を川島に用意してもらっていたが、検討の結果使えず、新たに材料を買うためにホームセンターに徒歩で向かう。
テーブルを前8ギャラリーに置き、様々なワークショップに備える予定だが、すべて同じ大きさの丸テーブルでは単調な気がする。少し大きめのテーブルの天板も購入する。それに古色仕上げをするためのステインも購入。この時点で歩いて運ぶには酷な状況となる。
夕食は近くのそば店へ。生ビールを飲み、ヒラメの刺身、なすのチーズみそ焼き、ルッコラと生ハムサラダ、そしてかけうどん。ちょっと食べ過ぎたかな。明日は重労働だ。明日一日でカロリーはあっという間に燃焼するだろう。

近所のホームセンターはまるでインスタレーション作品

近所のホームセンターはまるでインスタレーション作品