Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 7月 23日のアーカイブ

大地の芸術祭 オープン直前2

2009年 7月 23日

やさしい家の奥の方から展示が決まってくる

やさしい家の奥の方から展示が決まってくる

23日。えんがわ画廊参加アーティストの吉田さんは晴れ女とのことだが、なかなかすっきりと晴れない。雨が断続的に降る。朝は簡単におにぎりを食す。
さて、早速作業の続きだ。川島にテーブルの塗装と組み立て作業の指示をする。塗装はニスぬりではなく、ステインによる古色仕上げにする。この家の枯れた雰囲気に馴染むテーブルにするためだ。
私は玄関とトイレ前のスポットライトの配線にとりかかる。元ある照明器具をはずし、配線を引き出し、延長するコードを結束する。接触が悪ければライトはつかない。ブレーカーを落として作業するのでサーバーの電源はfagasの加藤くんに連絡し、止めてもらっている。
お昼ご飯は泉がチャーハンを作ってくれた。かりっと香ばしく炒めてあり、隠し味の高菜が聞いている。チャーハンと言えば泉、ということにする。
午後には吉田さんのえんがわの作品設置がほぼ完了する。その後は私が作業している、このやさしい家の様々な設えの準備を手伝ってくれる。
16:00 吉田さんは電車を使って単身で愛知に戻る。十日町駅まで送る。なんともさわやかで、落ち着いた空気を持った人だ。それが作品にも現れている。やさしい家がオープンしたら是非ご覧いただきたい。シャープかつあたたかな感触を持つ作品群だ。
19:00 作業を一旦終了する。また行きつけの串焼き屋に行く。生タコの唐揚げをほおばる。
やさしい家に戻り、再び作業する。やる作業は見えているが、時間との勝負だろう。妥協はぜったいしない。それはきっとこの大地の芸術祭に参加しているアーティストが皆、そうだと思うから。

チャーハンと言えば泉

チャーハンと言えば泉

ひたすら作業する川島

ひたすら作業する川島