Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 8月 25日のアーカイブ

妻有 浴衣で踊る

2009年 8月 25日

23日にツアーバスで名古屋に帰り、24日はプロジェクトルームで山済みになっている仕事をひたすらこなす。そして今日25日。所用を済ませて11:20の新幹線に乗り込み、またまた妻有に戻る。
16:00すぎ、十日町駅に到着。10分ほど歩いてやさしい家に着くと浅野、泉が迎えてくれる。やさしい家は夕方に西日が入ってきて部屋全体がなんとも暖かい光でまどろむ。その光もこの時間帯で見られるようになった。お盆を過ぎて急に秋の気配を感じる。日差しも風も虫の声も様変わりした。春は名古屋の方が早くやってくるが、冬は妻有の方が早くやってくる。この夏から秋にかけて、妻有が名古屋の季節を追い越すのだ。
17:30 やさしい家をクローズ。すぐに身支度をして十日町病院の会議室へ。そう、今日はここ十日町のお祭りなのだ。それぞれのコミュニティーで踊りのチームを作って街を踊りながら練り歩く。もうお判りだろう、私たちは十日町病院の一員としてこの踊りに参加するのだ。2回ほど踊りの先生に習って練習したのみで不安も残るが、十日町病院の人たちと踊りを楽しむことは何にも代えられないよろこび。
会議室で浴衣を着付けてもらう。おなかが出ているおやじ衆のほうが浴衣は圧倒的に似合う。

街は祭り一色だ

街は祭り一色だ

19:30 十日町病院の踊り手はすべておそろいの浴衣なのでどの集団かすぐに判る。約80名ほどだろうか、皆さん華やいだ表情でうれしくなる。普段白衣が見慣れている看護師さんたちも今日は浴衣だ。道路は封鎖されて歩行者天国となっている。そこに山車が走ってきたり、神輿が横切って行く。そのただ中を3列になって踊り歩く。アーケードにはたくさんの人が見物している。これが、なかなか気持ちがいい。テープを聞きながら練習をしてきたが、今日は生歌で踊る。三味線もライブ…。
約1時間踊り続けたのだが、あっという間だ。その後は近くのホテルで軽く懇親会。
懇親会の後、病院に着替えを取りに行く。良い機会なので迷惑がかからないようにそっと病棟の6階まで行ってみる。やさしい家が病棟からどのように観えるのか、観たかったのだ。
やさしい家の2階窓にプロジェクションされている川島の映像作品 Color of Water が鑑賞できるはずだ。動画の効果というのはすごい。窓が生活の灯りで照らされている中、やさしい家の窓の光だけが動いているので目線が釘付けになる。予想を越えた効果に感激。
お祭りを楽しんだ後は心を入れ替えて仕事。3:00就寝。

ぴったり息のあった踊り。

ぴったり息のあった踊り。

仮面ライダー神輿。慧地君に見せたかった。

仮面ライダー神輿。慧地君に見せたかった。