Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 9月 7日のアーカイブ

妻有 終盤へ

2009年 9月 7日

やさしい家の来場者は6日までに2066名。皆さまのおかげです。病院で鑑賞されたものをいれると、何人の方々がやさしい美術の作品に触れたのでしょう。感謝です。
16:00 やさしい家に戻る。一週間前と変わらずやさしい美術とでんでんのメンバーが私を迎えてくれる。「ただいま。」

水も土もないところで咲く花「はなのはなし」

水も土もないところで咲く花「はなのはなし」

えんがわ画廊の展示がファイナルの企画、泉麻衣子の「はなのはなし」。この家の空間をうまく使っている。柱などにこの地域の花について取材したときのインタビューが貼り出されていて、作品に詩情を与えている。
今日で、「きもちのきのみ」と「やさしい家からの招待状」が終了。でんでんのメンバーごくろうさまでした!
「きもちのきのみ」は病院エントランスとやさしい家玄関にてハートの風船を手渡して行き、やさしい気持ちの象徴である風船が街の中に広がっていくことがイメージされている。多い時は50個、60個を手渡したそうだ。病院職員さんの協力があって、大成功。
「やさしい家からの招待状」は閉鎖的になりがちな病院にヤギに扮するポストマンが行き、小児科に来ている子どもたちとその親御さんたちにやさしい家の存在を知らせ、招待状を配るというものだ。すべての方に受け取ってもらえるものではない。けれど、その招待状を持ってやさしい家に来てくれた方々もいる。この「つながり」感がとても心地良い。
食後はミーティングが続く。
やさしい家クローズをどのように迎えるのか、ご近所や病院への挨拶をどうするのか、搬出の方法、時期…。終わり方もとても大事だ。活動報告会を11日、12日に開く。私は学務で現地にいられないが、メンバーとスタッフで対応して行く。
現代GP採択後に少しずつ進めてきたアンケート調査の質問文、尺度の設け方をスタッフ泉と議論する。なかなか手強いが、これも大切なプロセス。
2:30 モビールプラネットを見ながら就寝。