Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 12月 26日のアーカイブ

片付けとミーティング

2009年 12月 26日

膨大な数の作品を梱包する。

膨大な数の作品を梱包する。

11:00 Space+に集合。「less was more」展で展示されていた作品の撤去とそれらを韓国に送るために梱包作業をする。+Galleryプロジェクト代表の平松、運営メンバーの冨永、私の3名でさくさく進める。昼食は近くのインド料理屋に行く。ナンがおかわり自由なので、2枚食べてしまう。おなかいっぱいだ。
食後もひたすら梱包作業。作品のパーツ、機材の数が半端でなく多い。
16:30 Space+を出発、瀬戸に向かう。大島での取り組みの計画をこの年末年始の間にまとめておかなければならないので、ミーティングをすることにした。
17:30 瀬戸に着く。泉と井木が先に着いて待ってくれている。待ち合わせの場所から移動してカフェへ。
18:00〜大島ミーティング。食事を軽く済ませたあとはじっくりと話し合う。大島を開いて行くために、必要な準備、カフェの運営の仕方、ギャラリーの展示内容とスケジューリング、瀬戸内国際芸術祭期間中の人の配置などなど…。ここのところ入所者との交流も深まり、それを活かしてどのように外につなげて行くかが課題だ。ゼロからの出発ではない。やさしい美術プロジェクトでやってきた経験が活きてくると思う。
この取り組みは私たちだけでできるものではない。換言すれば私たちだけで実施してはいけない。大島には入所者がいて、施設で働く職員さんがいる。青松園を運営している国、海を隔てながらも香川県が近くにある。大島にはそこに関わる人々のさまざまな念いが折り重なる場所なのだ。私たちやさしい美術プロジェクトは「つながりの家」と題して大島での取り組みを展開する。「つながり」を作るには周辺の人々の念いをひとつにして、協力し合わなければならない。
ミーティングで話し合っていると、前向きなプラン、元気のいい企画がどんどんわき上がってくる。このエネルギーは私たち自身の中からだけではない。この活動を支えてくれている、入所者の皆さん、青松園の職員さん、サポーターのこえび隊、行政の職員さん、取材をしたプレスの皆さんらのおかげだ。
23:00 ミーティング終了。やることはびっくりするほど山盛りだが、なんだか、やれそうな気がする。