Nobuyuki Takahashi’s blog

2010年 4月 24日のアーカイブ

大島 漆喰塗りとよもぎ祭2

2010年 4月 24日

6:30 起床。7:00には放送がかかり、今日の食事の献立や連絡事項が流れる。
7:30 朝食。
8:30 野村ハウスを出て、海を眺めていたら、入所者の野村さんがやってきた。「おはよう。」「あ、野村さん、おはようございます。」二人で防波堤に身を預けて海を眺める。野村ハウスの周りにはスイカ、かぼちゃ、トマト、豆類がすでに植わっている。野村さんが「夏に皆で食べると良いじゃろ。」と植えてくれたのだ。野村さんの畑にある甘夏が収穫の時期を迎えているそうで、明日のよもぎ祭で採らせてもらうことになった。
9:20 桟橋にまつかぜが着く。船には夜行バスに乗ってきた大島チームの井木とこえび隊の男性お二人が乗っていた。早速カフェ・シヨル(第二面会人宿泊所)に行く。今日は漆喰塗りを9割方進めておきたい。作業の前に皆で納骨堂を参拝する。天気は快晴。風が少し冷たいが、日差しは強い。
10:00 カフェ・シヨルの漆喰塗り作業を開始する。泉、井木は明日のよもぎ祭の準備作業にとりかかる。漆喰塗りの作業工程を説明し、役割分担をする。皆慣れない作業でペースがつかめないが、午後には軌道に乗ってくるだろう。私は難易度の高い壁面の隅を丁寧に塗っていく。11:30にはさらにこえび隊お一方が加わる。
12:00 野村ハウスで昼食。こえび隊の皆さんに野村ハウスが借りられた経緯などをお話しする。
13:00 午後の作業を開始する。井木と泉もよもぎ祭準備から漆喰塗りに移動し、総勢8名で作業を進める。午後からの作業は倍速だ。作業が早くなっただけでなく、仕上がりもきれいになってきた。ほとんど休みをとらずにひたすら漆喰塗りに汗を流す。
16:00 漆喰塗りは私が指導しなくとも作業が回るようになってきた。そこで私は間仕切り壁を撤去にとりかかるべく一部を解体し始める。第二面会人宿泊所は建設当初は間仕切り壁ではなく襖で仕切られていた。後年に建具を外し、そこに仮設壁を造作したようだ。カフェで使う間は3つの部屋を一つの大部屋として使用する。いつか取り払わねばならなかった間仕切り壁をとうとう壊す時がきた。造作は手の込んだもので思い切ってぶち抜き、破壊するしかない。作業部から大きなバールを借りてきて勢いよく打ち壊していく。破壊作業の途中にこえび隊の皆さんが最終の船に乗って高松に帰っていく。見送ることができなくてごめんなさい。
私が壁を外している間、井木、泉、張、天野が着々と漆喰塗りを敢行。驚くほど急ピッチで作業が進んでいる。繰り返しの作業のため脳内でドーパミンが分泌されて「漆喰塗りハイ」になっているのだろうか。
20:30 間仕切り壁をきれいさっぱり取り払い、掃除をする。漆喰塗りは目標の9割が完了。明日のよもぎ祭と試食会の時にはひと際明るくなったお部屋で入所者の皆さんをお迎えすることができる。皆さん、おつかれさまでした!
野村ハウスに戻ると一足先に帰った井木が焼きうどんを作って待ってくれていた。うどんは青松園職員の大澤さんからの差し入れである。感謝。
21:30 お風呂にはいる。
1:00 就寝。泉と井木は明日のよもぎ祭の打ち合わせを続けている。