Nobuyuki Takahashi’s blog

2010年 6月 2日のアーカイブ

正規の病院内委員会に参加する

2010年 6月 2日

昨日の報告の続きだ。
授業を担当する私の代わりにスタッフ川島が足助病院へ出張。病院内の正規の機構である文化実行委員会に参加してきた。その様子を伝えるため、川島のメールを転載する。
以下
昨日6月1日(火)ついに足助病院文化実行委員会に初参加いたしました。
遅ればせながら報告します。

文化実行委員会とは、足助病院内の正式な委員会で病院が発行している機関誌「あすけあい」の編集を行ったり病院内の文化的な活動や行事について検討する委員会です。
やさしい美術プロジェクトは今年度よりこの委員会に参加させていただけることになり、昨日6月1日(火)が初参加の日になりました。また、昨日は研究会を行わない月に行う、相談日(仮)の初日になりました。

相談日(仮)とは、
今年度から研究会を隔月で行い、研究会が行なわれない月に高橋先生か川島(もしくは両方)が終日足助病院に滞在し、搬入や作品メンテナンス、病院内の調査を行ったり、職員の方から上がってくる意見や要望を聞いて来るといったことをする日です。

今回は、木谷作品「どこでも窓」新作搬入と作品メンテナンス、病院内の調査を行い、16:30から文化実行委員会に参加しました。

「どこでも窓」搬入は夏をイメージした新作「こおろぎ橋」を売店奥の吹き抜け階段3Fに前作「五重の塔」と入れ替えで搬入しました。
その後、展示中の作品全てと絵はがきワークショップキットのメンテナンスを行い、病院内の作品が必要と思われる場所の調査を行いました。いくつか候補を見つけてきたのでまた来週のミーティングで発表します。
文化実行委員会では、やさしい美術プロジェクトが委員会に参加する経緯とメリットについて改めて説明を行いました。
そして
・古川作品「夏の香り」制作状況
・木谷作品「どこでも窓」搬入報告
・森作品「目も耳も使わないおもちゃ『ぎゅっころ』」プラン提案の三つのプランの報告をし、今後文化実行委員会でやさしい美術プロジェクトからどのような報告を行うのかを具体的に示しました。
今回はじめてということもあり、病院からはしっかりとした意見や要望はいただけませんでしたが、今後は様々な意見や要望が病院から上がってくる予感はしました。
そういった意見や要望をうけて、活動はよりいっそう活発なものになっていくでしょう。
以上です。
川島
おつかれ。川島くん。大役だったね。
8年の蓄積は新しい展開を生む。

針葉樹バージョンのMorigami!! デザインは井藤由紀子