Nobuyuki Takahashi’s blog

2010年 6月 11日のアーカイブ

大島 展示準備と検討会

2010年 6月 11日

夜行バスに乗り、高松駅に着いたのは6:30。カフェが開店するのが7:30とのことだったので、駅前広場にゆったりと座りやりすごす。
7:30 カフェでコーヒーとハムサンドのセットを頼む。コーヒーはtallで眠気を吹き飛ばす。今日は待ちに待ったギャラリーの展示作業と定例検討会を行う。気が抜けない。資料は昨日名古屋を出る前に香川県の担当者に送ってある。
9:05 せいしょうに乗船。NHKのアナウンサー、山陽放送の取材クルーの取材を受けながらもやのかかった瀬戸内海を行く。
9:30 大島に到着。その足で納骨堂に行き参拝する。いつものごあいさつだ。荷物を野村ハウス(11寮)に置き、自治会事務所に向かう。今週送った荷物がすべて届いている。音響機器、木材、その他の資材が山のように積まれている。福祉室作業部から軽トラックをお借りして、工具なども積み込んで一気にGALLERY 15(15寮)へ運び込む。早速開梱して機材のチェックをする。アンプ、デッキ、スピーカーを配置する。シンプルな構成だが、音量や配置によって反響の仕方が全く異なってくる。微調整に時間がかかりそうだ。
あっというまにお昼だ。お弁当を高松駅で購入したが、野村さん、曽我野さんに誘われて、百寿会のお部屋をのぞく。野村さんと曽我野さん、野村さんの友人、お酒を嗜み皆さんすっかりいい感じになっている。「おう、こっちにすわりなさい。」野村さんに呼ばれて隣の席に。席に着くなり曽我野さんに「おい、そのひげ、なんとかしろ。」としかられる。大島に来ると私はひよっこだ。皆さんにいつもしかられ、げきをとばされている。ご安心を。皆さん、やさしく声をかけていただいているから。
日本酒をいただきながら、鯖寿司やかつおのたたきを食べた。小夏みかんは色が蛍光色にちかい黄色で甘さが半端ではない。またおいしいものをたくさん教えていただいた。
13:00 GALLERY 15で作業。
14:00 陶芸室に行くと山陽放送の取材陣が山本さんの制作風景を撮影している。
14:30 自治会事務所で定例検討会。いよいよ芸術祭まで一月。さまざまな報告事項と検討事項を検討し、時間がどんどんすぎて行く。
16:00 定例検討会終了。特に芸術祭来場者に配布予定のルートマップの再検討がのぞまれている。急がねばならないが、大島がいかに外に開いて行くかを地図ひとつとっても徹底されていなければならない。なかなか難易度の高い仕事だ。
その後、GALLERY 15で作業をしていると、AFGの高坂さん、原さん、こえび隊の甘利さんがやってくる。これからの運営体制、継続の形をどのようにさぐっていくか、9月4日に開催するコンサートの準備も難関だ。3人で知恵をしぼる。高坂さん、原さん、甘利さんは今夜初めて大島に宿泊する。第一面会人宿泊所で泊まる手続きは済んでいる。
18:00 職員食堂の二階に向かう。瀬戸内国際芸術祭に向けて、交流を重ねようと一月前から計画していた。参加予定だった田島征三さんは事情により来られなかったが、入所者自治会の山本さん、大智さんとじっくりとお話しすることができた。山本さんの意見は率直だ。表裏がなく、言い出しにくいことも敢えて口に出す人だ。
20:30 宴会終了。高坂、原、甘利の3人は面会人宿泊所へ、私は野村ハウスに向かう。
明日の朝は野村さんときゅうりの収穫をする約束をした。野村ハウスの周りにはスイカの花、キュウリの花、カボチャの花が咲く。野村さんが30年〜40年かけて育てた山ツツジの盆栽も花が満開。朱色を帯びたピンクの色はなんとも心に残る色だ。明日の朝に写真を撮ろうと思う。