Nobuyuki Takahashi’s blog

2010年 11月 26日のアーカイブ

でっかい尻

2010年 11月 26日

尻って…。いきなりのタイトルでごめんなさい。
私が運営するコースの学生とともに取り組むMOZOディスプレイプロジェクト。仕上げの段階に入った。学生も充実した表情を浮かべ、作業をがんがんこなしている。
さて、私はふと心配になって展示場所となる上小田井にある巨大なショッピングモール「MOZO」へ偵察に。私は現場仕事を幾度ととなくこなしてきたので、やはり現場を見て確認することが一番だと知っている。先方から渡された図面もあまり信用してはならない。現場で実寸を測るまでは安心できないのだ。
展示する予定のショーウインドウを見て、びっくり。ディスプレイの背面が丸見えなのだ。裏側もきっちり作らないと粗が目立ってしまう。採寸してさらにびっくり。図面には載っていないガラス面の巻き込みがあってこれではサンタさんの「でっかい尻」がショーウィンドウに入らない…。
大学に戻り、急遽全員集合。現場の状況を報告し指示を与える。「最後まで油断するなよー!」さぁ、ラストスパート。
やさしい美術の作品搬入も現場仕事。現場を抱えるものはなんでも同じだ。

まるでシンガポール空港のようなMOZO

夜、豊田市の老人福祉施設「ぬくもりの里」の取り組みのマスタープランを作り上げる。
19:30 書類がなんとかそろったころ、発達センターちよだのワークショップを実施したスタッフ川島とメンバー古川、森が帰ってきた。なんでも、こどもたちの反応が特別良かったそうだ。何が要因かはわからないけれど、川島の話によれば確かに今までとは異なる子どもたちの交流の様子が垣間見えた。発達センターちよだでのワークショップは4年目を迎える。子どもたちの顔ぶれはこの間変わらないので長い付き合いの中で気付かないこともあるだろう。子どもたちがそれぞれのペースでゆっくりと成長している。それがふとしたことで現れたのかもしれない。
ワークショップに参加した皆が口々に言っていたが、私も、なんか、すごくうれしい。

これが例のサンタさんの「でっかい尻」