Nobuyuki Takahashi’s blog

2011年 1月 5日のアーカイブ

おーまいがっ!

2011年 1月 5日

12月26日づけのブログにて、我が家でのワークショップの様子を書いた。さてその続編。
天白川で採取してきた粘土をさらに練り込んで、「にゅるん」としたものを作ろうということになった。その「にゅるん」感は半端ではつまらない。周囲が映り込むほど磨くことにした。
まず、徹底的ににゅるんっとしたフォルムをつくる。コツは「かたちが向こうからこっちにむかってくるようにイメージ」してつくること。口々に「にゅるん、にゅるん!」と呪文を唱えてつくるのも効果的。(ほんとですって。)
私と慧地が作っている間、美朝は「あー、う××。う××!ひゃははは。」を連発。ま、確かに…。
かたちづくるのが完成したら、しばらく乾燥させる。
生乾きの状態で今度はスプーンでひたすら磨く。粘土は乾いてくると乾く前より若干濃い色になってくる。乾きすぎると今度は白くなり、固まってしまうのでその直前のタイミングを逃さないようにする。磨いていくとみるみるうちに光沢が増してくる粘土の様子に慧地も夢中。
「ぴかぴか」ではまだまだ。「みかみか」になるまで磨く。(わかるかなぁ、この違い…)
私が仕事をしている間、奥さん、慧地、美朝でドーナツを作ってくれる。絵本に出てくる主人公がおいしそうなドーナツを山のように揚げているのを見て、作ることになったらしい。型抜きして輪状のドーナツを量産。奥さんが「どんな形のものも作っていいんだよ。」とアドバイスして、慧地はソフトクリーム型を作ることにした。
揚げたてのドーナツを、先日陶芸家で友人の加藤圭史氏よりゆずってもらった織部のお皿に盛る。次の瞬間悲鳴が。
「おーまいがっ。」
色も、ココアが練り込んであるのでまんま、あれです。
織部のお皿はほんとにすてき!我が家ではこんな使い方になってしまったけれど許してぇ!

左が私、右が慧地作

土とは思えない!