Nobuyuki Takahashi’s blog

入れ子状の浸透膜

朝日を浴びる木々の葉裏から

朝日を浴びる木々の葉裏から

私たちの世代の感覚だろうか。時折、この世界は厚みのない表面でくるまれた実体のないものと感じることがある。映画マトリックスのような数学的流動の現象とは少し趣が違うが、表面を隈無く嘗め回して、世界のことがすべてわかった気になってしまう。何についても言えることだが、わかりきった表層を突き破るような意識が深い理解や深い認識につながる。
「観念を忘れる」「宇宙から初めてこの地球に降り立った時に見た世界。」が私の遭遇してみたい体験だ。