Nobuyuki Takahashi’s blog

妻有アートトリエンナーレ準備 28日

えんがわ画廊 吉田知古の作品

えんがわ画廊 吉田知古の作品

28日
6:00 赤塚と手伝いの泉がアサガオの水やりと制作に出かける。
9:30 病院に行き、昨日展示を終えた川島の映像作品「Color of water」の最終確認、えんがわ画廊の展示替えの確認、アサガオの植栽の様子を見に行く。赤塚のアサガオの作業が恐ろしく進んでいない。事前の実験と経 験が少ないためか、大きな軌道修正も必要になりそうだ。川島の作品は厳しく追及したためか、良いコンディションに近づいている。今後の展開も期待できそう だ。えんがわ画廊は患者さんの意見で部分的に撤去することになったが、これも病院での展示ではいつでもあり得ること。受けとめて次につないで行こう。
午後は浅野の作業に指示を出しながら、奥8ギャラリーの整備作業を継続。他の作業進行に気を配りながらの作業、思ったようにはかどらない。イメージの三分の一程度だ。
加藤くんからwebカメラによるライブ映像の配信について一応完成の報告を受ける。Morigamiカメラと名付けた、ライブ映像は、ネットワークにさえ つながっていれば、世界中ど

十日町病院屋上にて。植栽作業は難航

十日町病院屋上にて。植栽作業は難航

こでもMorigamiの成長過程を見ることができる。発案はできても、それを実現するには技術と経験、そしてその意図をくみ 取って最後までやり遂げるパワーが必要だ。加藤くんの作業する背中を見て、学生たちも大いに刺激を受けたに違いない。ちなみに加藤くんは3年前まで名古屋 造形大学の情報デザインコースで助手をつとめていた。
赤塚のアサガオの植栽について私から変更を求める。構造上の問題をクリヤーしない限り、結局は管理する病院の方に迷惑をかけてしまう。ここでも加藤くんと井口ペアで見事に赤塚をフォローアップ。
16:30 一通りの作業を終え、やさしい家を後にする。加藤くんを十日町駅までおくる。加藤くん、感謝。
マニアックしりとりをしながら帰路につく。春日井駅に23時近くに着く。これ以上遅くなるのは厳禁。皆帰宅できなくなる。
まだまだ、しなければならない作業を残し、帰ってきた今回の妻有行き。さらに2回は行かないとオープンには間に合わないだろう。気合いが必要だ!

病棟から見たやさしい家。真ん中の茶色い家です。

病棟から見たやさしい家。真ん中の茶色い家です。