Nobuyuki Takahashi’s blog

妻有 やさしい家がオフィス

凸凹昆虫とえんがわ、奥8の展示替えがあります

凸凹昆虫とえんがわ、奥8の展示替えがあります

川島と私の二人で朝の準備。
6:00起床 川島はアサガオの水やりに十日町病院へ。私はやさしい家にある植木とアサガオに水をやる。その後は朝食の用意。マリネとハヤシライスを食す。
9:00 川島は河合正嗣さんの肖像画の展示のため、今日展示する作品を小脇に抱えて再び十日町病院に向かう。川島が制作した映像作品の機器の電源を入れて廻る。院内全体を目配せして、作品にダメージがある場合は考えられる原因と患者さんなどにケガがなかったか確認する。私の方はトイレ掃除と展示スペース全般の掃除、玄関や庭の掃除をする。特に廊下は多くの来客があったあとほど綿埃がすごい。雑巾で拭き取るのが一番だ。
そうこうしているうちにオープン前の時間に来場者がある。私たちは機材が準備できていれば、掃除などの作業をしつつも展示を観てもらうようにしている。
やさしい家には電話がある。今日かかってきた電話は、十日町市役所の根津さん、大島を取材する予定のマルモ出版の尾内さん、十日町病院脳外科医の川崎さん。私からかけた電話は、大島青松園の事務長稲田さん、入所者自治会長の森さん、入所者で大島焼の山本さん。マルモ出版に香川県庁、香川県庁の今瀧さん。パソコンを持参しているので、必要なデータはメールでやりとりする。便利になったものだ。オフィスはビルを建てたり秘書を雇う必要はなく、パソコンと電話があればどこでもオフィスとなる。
12:30ごろ 大島にいつも一緒に出かけている井木とその仲間たちでやさしい家に来訪。日中は大地の芸術祭の作品を鑑賞し、夜はこのやさしい家に泊まることになった。浅野も家族と一緒に一日芸術祭の作品を鑑賞し、17:30のクローズの時間に帰ってくる。えんがわ画廊に参加するアーティスト二人も加わり一気に10人となる。
少し日が短くなったと感じる。夕暮れに軒下で話をしていたら、十日町病院の経営課井沢さんが奥さんと一緒にやってくる。地元でとれた野菜で作ったサラダや手絞りのトマトジュース、桃約20個をいただく。これを見て私の中の伸子さんが目を覚ます。むしょうに料理がしたくなった。
川島健子と高橋伸子はポテトサラダを作る。泉とえんがわ画廊アーティスト組はツナのオムレットを作る。いただきものと自分たちが作った料理が並ぶ食卓。楽しくないわけがない!