Nobuyuki Takahashi’s blog

入稿前夜

7:45 息子の慧地が小学校に出かける時間だ。いつものように慧地を玄関から送り出す。
睡眠時間は2時間。曜日があともう1日多ければと真剣に思う。
午前中は自宅で仕事を進め、午後は美術館に向かう。
13:00から卒展の講評会だ。担当の先生方が全員集まった。いつも私が調整に苦労していたが、やっと全員の先生に集まっていただくことができた。学生にとっても気持ちがいい講評会だ。私はほかの先生に比べて卒展会場で学生と過ごす時間が長いので、作品についてじっくりとお話しできる時間があると思い、できる限り私以外の先生方に講評してもらう。卒展が最後の作品になる人がいる。卒展の作品は長い創作の通過儀礼の人もいる。それぞれの人生を感じながら、彼、彼女と過ごした4年間を振り返る。
15:00 講評会が終了する。今日はこの後4年次生主催の打ち上げ会があるようだ。一緒にコースを支えて来た横井教授が退官されるので、本当は横井さんのおつかれさま会でもある。私は入稿前の報告書をチェックしなければならないので足早に卒展会場を後にする。
16:30 プロジェクトルームに到着。スタッフ井口がさっそく原稿を渡してくれる。
校正するたびに誌面が読みやすくなっていくのがわかる。その分、細かい修正点に目が行くようになる。スタッフ井口は連日の徹夜で満身創痍のなか、じつにてきぱきと仕事を進めてくれている。
着地地点はもうそこまで見えている。明日は入稿。