Nobuyuki Takahashi’s blog

大島焼ワークショップ6日目 ノルマ達成

8:00 野村ハウスで朝食。すっかり陶芸部とやさしい美術混成メンバーは疑似家族化している。井木、泉とも料理がうまい。野村さんの育てた野菜をふんだんに使ったサンドイッチは最高。スープもおいしかったよ!
9:00 陶芸室で作業開始。制作しなければならないノルマ達成まであと少し。こえび隊の皆さんには午後からカフェ・シヨルの方を手伝ってもらうことにする。
12:30 野村ハウスで昼食。今日はあたたかい日だ。窓を開け放って食事をしているとお隣の棟に住む入所者安長さんがひょっこりと顔を出してくれる。快活な方で、いつもほろ酔いの安長さん。しばらくして入所者の野村さんが縁側から声をかけられる。「たくさんいるのぅ。もう一部屋空けようか。」とおっしゃる。ここ11寮「野村ハウス」は野村さんのご好意でお借りしている。その気持ちだけでもありがたいのに、いつも私たちのことを気にかけてくださる。泉から聞いた話。野村さんが「前の畑の大根食べるといいじゃろ。」とおっしゃったので、泉は畑に行き、お言葉に甘えて大根を引き抜こうと思ったその時、大根が抜きやすいように一度抜いてから再度土に差し込んであることに気がついた。女性の力では大変だと思い、さりげなく抜きやすいようにしておいてくれたのだ。なんてやさしいのだろう。
13:30 こえび隊の皆さんを納骨堂に案内し、風の舞を参拝。そこで山の中で撮影している脇林さんと会う。脇林さんと談笑しながら西の浜へ出る。私たちはここでビーチコーミング。カフェの壁面を装飾するシーグラスや貝殻を拾う。
15:30 ビーチコーミングを終わらせて陶芸室に行くとほぼカフェで使う食器類の制作が完成していた。今後は素焼きをし、釉薬をかけて本焼成する。
16:00 青松園職員の大澤さんが見送りに来てくれる、が、なんと高松便の船の時間が変更になっていて乗り遅れたことが判明。次の庵治便に乗り合わせて帰ることになった。
井木のみ大島に残留。13日までこえび隊の皆さんとカフェの壁面装飾、漆喰塗りに取り組む。
私たちは庵治港に着き、45分ほどバスに揺られる。
高松でこえび隊のお二方と別れる。「また大島に行きます。」この言葉が何よりもうれしい。
19:10 マリンライナーに乗り一路名古屋に向かう。

ビーチコーミングは楽しい