Nobuyuki Takahashi’s blog

発達センターちよだ ワークショップ直前

今日は発達センターちよだでの今年度最初のワークショップである。2年前に行った「泥で描く」ワークショップを再度行おうと準備をしてきた。屋外で90センチ×180センチの大きな画面に全身で描く大胆な企画だ。季節柄雨のことが気になる。そこで雨が降った場合は屋内で行うワークショップの準備も同時並行してきた。スタッフ川島とお昼までそれぞれの仕事をこなす。お昼近くになり雨が本降りになってしまった。判断は、屋内での取り組み、だ。
11:30 川島がレンタカーを借りに行く。
12:30 今回のワークショップメンバーが揃う。川島、浅井、森、原嶋、服部の5名。初めて子どもたちに会うメンバーが今年度から参加している3名のメンバーだ。「発達障害を持つ子どもたちに接する時はどうしたらいいですか。」「子どもたちのプロフィールを教えてください。」など、声があがる。私はしばらくそのやりとりを見守っていた。初めて会うのだ、不安なのは当然である。「たとえ障害についての知識があっても、子どもたちはひとり一人違うのだから、会ってみなければわからないよ。でも不安なのは当たり前だよね。お見合いみたいなものだから。障害がある、ないに関わらず、初めての人に会う時の心構えが大切だと思うよ。こちらが心を開かなければ、相手にもそれが伝わっちゃうし。」という話をする。私自身も3年前に発達センターちよだに行き、子どもたちに会うまでその肌合いはわからなかった。いろいろ考えたり、資料を読んだりしたけれど実感は湧かない。結局先入観を持たず、自分の感性を開いて接することにしたのを憶えている。足助病院での入院患者さんへのインタビューの時と同じことだ。
13:30 発達センターに向けてメンバーらが笑顔で出発。私は送り出し。大丈夫。きっと何かを感じて、次につながる感覚を持ち帰ってくることができるよ。