Nobuyuki Takahashi’s blog

自宅ワークショップ

昨日撤去したFLAXUSのディスプレイ。12月18日、19日とワークショップを行ったのだが、私は大島滞在中で参加できず、学生にお任せ。搬出作業の際にワークショップの残った素材をもらう。「先生、お子さんのために持ってかえってあげてください。」
今日は子どもたちとワークショップを自宅で再現。素材は昨日もらっているのであとはやるだけだ。慧地、美朝とも集中して制作。記念撮影は「でっかい尻のサンタ」の前で、とはいかなかったが、なかなか楽しかった。
午後は自宅近隣に流れる天白川に行く。粘土が採掘できる場所をついこの間見つけたのだ。子どもたちと土の粘り具合を体感しながら地面を穿る。その後は川の水面に石を投げ込んで遊ぶ。飛び石をやってみせると子どもたちが何度飛び跳ねたかカウントしてくれる。石の形状が円盤状になっているものほど水面を這うように細かい跳躍を繰り返す。子どもの頃に体で覚えた感覚が呼び覚まされる。
あわせて1キログラムほどの粘土を採集してきた。自宅に戻りこれを徹底的に練る。採りたてほやほやの土をよく観察すると、様々な不純物や層状になった成分がマーブル模様を描いている。とっても美しい。それを練り込むと模様はゆっくりと溶け込みほのかにオレンジ色を帯びた粘土となる。子どもたちも練れば練るほどに粘りが出てくる粘土の感触に夢中だ。それで恐竜を作ったり、おだんごを作ったり、ロボットのキャラクターを作る。自宅ワークショップは楽しい。
さて、夕方からは金山駅近くの焼肉屋にいくことになっている。やさしい美術プロジェクトのメンバーで集まって忘年会だ。ではでは、行ってきます!