Nobuyuki Takahashi’s blog

仕事納め

10:00 プロジェクトルームに出勤。大学はすでに事務休止しているので学内はいたって静かだ。先に大島カフェ担当の泉がプロジェクトルームに着いている。ざっくりとミーティングをして、私はひたすらデータの整理をする。整理が終わったらバックアップをとる。今年は大島の取り組みがあったため、作成した書類も膨大だ。
年明けの大島の取り組みのため、行程表、日程表を大島青松園と自治会にファックスする。おそらく青松園も今日が仕事納めだろう、ご挨拶もかねて電話をすることにした。
「15:00に確認の電話をします。」とファックスに追記しておいたが、先に事務長の稲田さんから私の携帯に電話がかかってくる。着信音を聞き、時計をみると14:46。電話をとると、稲田さんの声。次回検討会の概要と日時の確認ののち、自治会に内線をまわしてくれる。電話口に出たのは入所者自治会長山本さん。検討会の日時を確認し、了解をいただく。
「来年もかわらなくおつきあいください。」とおっしゃられたのは山本さんの方だった。私は自分が言うべき言葉を不意をつかれて先手を取られてしまった。けれど、山本さんの口調がここ最近になく柔和だったのが私の心を和ませた。自治会長は常に入所者を代表し、国の管理下にある園と本省とのやりとりのなかで心休まることがない重責の座。年の瀬ぐらいはその箍をゆるめたいのが人情というものだ。
19:30 名古屋市の東部にある藤が丘で大島カフェ担当の井木と泉とでとあるカフェで待ち合わせてミーティング。今後の予定を確認し、問題点の洗い出しと改善について話し合う。
12月17日〜19日(20日は島内限定営業)のカフェの営業について報告を受け、その内容に呆然とする。なんと累計109名がカフェを訪れたというのだ。芸術祭事務局のweb通じての広報とメディアによる報道が大きな要因だが、島内の職員さんや入所者の利用も着実に根付いていることは確実だ。今後の推移を見守りたい。