Nobuyuki Takahashi’s blog

絵はがきワークショップキットは 各自で

今週末は大島での一般公開。カフェ・シヨルの運営メンバー泉と井木がすでに大島入りし、仕込みを順調に進めてくれている。
今日、青松園の事務長さんから電話があった。私が多くのこと手が回らないなかで、「検討会、やりましょう。日程ご提案ください。」と気を配っていただいた。大島の取り組みは持続的に進めて行く体制ができつつある。
さて、午後にデザイナーの柳智賢さんに会い、絵はがきワークショップについて相談した。絵はがきに被災地を支える気持ちを描き、届ける企画。ただ集めるだけではなく、人々の念いをどのように届けるのか、そこがとても重要だ。すぐにでも現地に行くべきなのかもしれない。柳さんと相談しながら、いくつか良いヒントをいただいた。
1.絵はがきワークショップのブースキット(絵はがきをそこで描く設え)は、表示や主旨のポスター、ポップはwebでダウンロードできるようにして、ブースキット自体はその場所、そこにいる人で自主的に作ったらどうか。
2.支援金を募集して、新品の画材やスケッチブック、森をつくる折り紙Morigami(もりがみ)の印刷代を捻出し、現地に届ける。
3.企画書を作成し、各々の施設や場所が絵はがきのブースキットを自主的に設置し、絵はがきを集めるキャンペーンを打つ。
特に、表示やポップをダウンロードするというアイデアは秀逸。ブースキットも各家庭やコミュニティーで持ちよったもので作れば良い。設えの完成度ではなく、気心が大切だ。あれがない、これがない、では何もできない。できることから、確実に実行に移す。それがボランティア精神を支えるエネルギーなのだから。
ごたごたと文句や問題点を並べるのではなく、何かを産み出す方向に進もう。