Nobuyuki Takahashi’s blog

大島 第1回定例検討会

大島にて今年度に入って初めての検討会を行った。
11:00 官用船に乗り込み大島へ。
14:30 定例検討会を開催する。
議題のほとんどが継続審議、ここでは決定事項があれば報告することにする。
入所者自治会の役員は2月から翌年の1月までが任期となっている。そうした大島ならではの特殊性に沿うようにスケジュールを組んで行く。次回のART SETOUCHI2013が計画されており、大島も一会場として名乗りをあげていく運びだが、そのために様々な問題点を解決して行かねばならない。振り返れば瀬戸内国際芸術祭2010の時の「一般公開」を実現する緊張感は並大抵ではなかった。 次回芸術祭は大島で暮らす人々の今と未来を考えて行かなければならない。私は今後、定例検討会が担う役割はさらに重くなると思っている。
検討会が終わり、入所者の森さんや野村さんと談笑。まだぼんやりとした計画だが、今年の夏か秋あたりに、希望する入所者の皆さんと、こえび隊、やさしい美術で他の島をめぐるツアーを組みたいという話をしたら、お二人からこぼれるような笑顔が。ぜひ実現したいと思う。
最近は私が大島に行く時は2〜3件アポイントが入ることが常だ。取材や打ち合わせが多いが、それは大島に心を寄せてくれている人、大島のために何かをしようとしている人、大島に関連した何かを発信したい人が集まってきているということだ。大島のことを放ってはおけない、そんな機運が大島周辺へ、そして日本全体へ、世界へ伝わっていけばと願う。