3月5日
作品「薫るhikari」「光を感じる風景」搬入/足助病院研究会開催

2008年の活動報告

絵画作品「光を感じる風景」搬入

門川諒子(視覚伝達D・1年)の絵画作品「光を感じる風景」を正面玄関前の階段壁面に設置。
長く作品が設置されず寂しかった空間に、公園の風景を描いた作品のさわやかな色あいが窓のようにカンヴァスから溢れ出る。迷彩のような有機的な筆跡の風景 に目を凝らして見ると、妖精のように小さい人などのドローイングが隠れており、作家門川のさりげない遊び心溢れる人柄も伺える。

照明作品「薫るhikari」搬入

竹中仁美(情報D・1年)の照明作品「薫るhikari」をA棟階段吹き抜けに設置。
本作品は竹中が同設置場所に展示された歴代の過去作品からヒントを受け構想を練り、昼間でも薄暗い階段に、光と風といった自然を感じてもらえるよう素材と奮闘しながら制作された。
この和紙製の竹型の照明は、身体の自由が利きにくい病院利用者たちの「階段」という苦痛を和らげる手助けになれたらという作家のやさしさも灯されている。

研究会開催

2007年度最後の足助病院での研究会を開催。
作品の経過報告の他、「2007年度を振り返って。」という議題のもと、今年度に搬入した足助病院での作品や企画展などを写真とともに振り返った。