3月19日
企画作品「足助アサガオのお嫁入り」結納 開催

2009年の活動報告

当取り組みが参加する「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」の活動拠点、十日町病院で展開する赤塚ベッキヰ(総合造形・卒業生)の企画作品「足助アサガオのお嫁入り」の結納を足助病院で行う。
この企画は、足助病院リハビリテーション科の作業療法の一環で育てているアサガオの種を十日町病院に「お嫁入り」させるというもの。
先月2月6日十日町病院での「お見合い」を済ませ、「結納」のはこびとなった。

結納では十日町病院(新郎側)からは院長塚田芳久氏を家長に、足助病院(新婦側)からはリハビリテーション科技師長の三橋俊高氏を家長に、結納品目録と受書、各病院の家族書ならぬ「病院書」を交換し合い、仲人である作家が婚約成立の宣言した。

結納後、院内見学を行い展示作品やリハビリテーション科などの院内施設を案内する。
時には十日町病院職員と足助病院職員の間で、作業療法に関する説明や電子カルテなどのシステムに関する情報交換をする場面も見れ、両病院の距離が縮まるのを実感する。

足助アサガオと新潟病院の結婚式はアサガオの種まきに最適な5月。
両病院の職員の間にあふれる笑顔にやさしい美術プロジェクトの新たな未来への期待が膨らむ。