1月23日
いろんな道具で絵を描こう

2008年の活動報告

今回の作品制作では、作品制作加児童の母親たちも参加した。お互い制作に集中できるように子どもたちと別々の部屋での取り組みとなった。キャンバスに以前 制作体験で使用した家庭用スポンジを様々な形に切ったものやお手製の綿棒、筆、刷毛にアクリル絵の具を付けペイントする絵画の取り組みを行う。

子どもたちは自分の好きな色が決まっているようで「何色がいい?」と参加メンバーがたずねると、迷わず「赤」と言う子や「緑」と指を指す子、「青が良い」と青1色で絵を完成させた子など一人ひとり個性ゆたかだ。
自分の描きたい世界をイメージする力が弱い子も、隣の子の話を聞いたり、イメージがかたちになるような手助けをしてあげることで絵に広がりが出てくることを実感する。

参加した児童の親たちも集中して制作している様子がうかがえた。
また使用する画材や道具について、普段子どもたちがどのような気持ちで取り組みを行っているかといったことを参加メンバーに詳しくたずねるなど、この取り組みに対する関心の高さを感じた。

制作終了後は、親子揃っての作品発表会を行い、子どもたちは普段見慣れない母親の描く絵に興味深げな様子だった。