9月18日
デイサービスちよだ見学会 開催

2009年の活動報告

10月からデイサービスちよだで再開する制作体験に向けて、デイサービスや参加児童の様子を知る目的として見学会を行った。
今回の見学会では今年度初参加のメンバーを含む4名が参加した。見学会では、デイサービス見学開始前に担当職員やボランティアとの「顔を合わせ」として、職員から取り組みの経過や今年度参加児童についての報告を受けた。次にプロジェクトメンバーから今後の制作体験についての提案を行った。
担当職員からは、デイサービスの取り組みについて、「絵を描く」ことにこだわらず、子どもたちが余暇を楽しく有意義に過ごせるものにしたいとの意向を聞いた。また提案については、「心配せず、どんどん提案を実施して欲しい」と励ましの言葉をもらい、不安な表情を浮かべる初参加のメンバーたちの顔からは笑顔がこぼれ、和やかな雰囲気のなか進行した。

顔合わせ終了後はデイサービスに参加し、5名(前年度参加児童は内3名)の参加児童と保護者の方々へのあいさつをし、実際に絵画の取り組みに参加した。この日、全メンバーは「子どもたちが安心して制作に集中できるように」と考慮し、デイサービスちよだの制作体験時の“ユニフォーム”であるピンク色の作業服を着用。その姿を見た前年度参加児童は「お馴染み」といった感じでメンバーの膝に座って絵を描いたり、寄り添うなどリラックスした様子で制作し、今年度初参加となる児童も恥ずかしそうな表情、珍しげな面持ちながらも集中して制作に取り組んでいた。

メンバーたちは実際に取り組みに参加し、児童の取り組む姿を見て、制作体験実施に向けて抱いていた不安や不明点などがクリアーになったようだ。
再開第1回目の制作体験は10月30日を予定している。見学会を終え、メンバーそれぞれが持ち帰った「可能性」が反映されたものになることを期待したい。