10月28日
さわって ピタッと はじける!

2011年の活動報告

前回のワークショップを受けて、今回は思いっきり身体を動かし、ダイナミックに遊ぶ造形遊びを展開した。
ワークショップに参加したのは見学者を含め6名の子どもたち。前回同様にやさしい美術プロジェクトメンバーとちよだ職員およびボランティアスタッフによりワークショップを実施した。

今年度に入ってからのワークショップは水気を帯びた素材が多かったため、思い切ってシュレッダーの紙や毛糸、切り刻んだゴム風船などの乾いた素材を用意した。それらは大きさの異なる箱に入れ、中身が見えない状態で手を入れて感触を楽しむことができる仕掛けだ。支持体は養生用のテープの接着面を表にして板全面に貼ったものを用意し、軽い素材が定着する工夫を凝らした。

子どもたちはまず、箱の中身に強い興味を示し、中身の感触を楽しみ、箱から出しては他の箱に入れるなど、素材が混ぜ合わす遊びに興じた。やがて空中に投げればふわふわと舞う素材の軽さに気づき、高く投げ上げたり、支持体に投げつけるなどの姿が見られた。紙吹雪が舞う室内には歓喜の声が響き、ワークショップに関わった大人も子どもも遊びに熱中した。さらに興味深かったのはお互いに距離をとっていた子ども同士が素材をかけあうなどのやりとりが頻繁に起きていたことだ。充満する「楽しさ」の中で確実に子どもたち同士、大人と子ども同士の距離が縮まったと実感した。

全身を使った今回のワークショップは造形遊びに興じるもので、イベンタリーな充実感に満ちた試みとなった。子どもたちの成長の様子や変化を見つめ、タイミングを見計らいながらこうした思い切った取り組みも行ってゆきたい。