7月15日
カラフル色水で遊ぼう

2011年の活動報告

2011年度第3回目のワークショップは「カラフル色水で遊ぼう」絵の具で描く前の色水に興味を示す子どもたちが多いことから色水を作り、その色水で遊び感覚で描く方法を考案した。また、暑い季節に子どもたちに涼しくて気持ちのよい取り組みができればとのねらいだ。

まず、紙コップや廃材容器に絵の具を溶かして様々な色水を作ることを経験する。さらにそれらを混ぜることで新たな色彩が生まれる発見や驚きを体験した。

できあがった色水はビニール袋に入れる。ここまでは室内で行う。

さて、園庭に設えた障子紙を大きく広げ、色水を入れたビニール袋に爪楊枝で穴を空ける。すると色とりどりの色水が放物線を描きながら地面に敷かれた紙に軌跡を残す。

子どもたちははしゃぎながら、日差しを浴びて輝く色水をこころゆくまで楽しんだ。

作業着とはいえ、服は色水でびしゃびしゃ。ポスターカラーを使用したので選択である程度は洗い流せるとご父兄に説明した。障子紙は濡れたまま引きはがすことができず、ちよだ職員に後日撤去いただくことになった。

※この4月から7月までのワークショップの考案から準備、実施に至るまでをアートプロデュースコース3年次学生が担当した。今後はやさしい美術プロジェクトのメンバーが引き継ぎ、発達センターちよだとの連携を密にしながらワークショップを展開する。