2月24日
もちもち粘土でねりねりして遊ぼう

2012年の活動報告

水の中に絵の具を入れてかき混ぜる「色水」で遊ぶのが大好きな子どもたち。今回は色水ではなく、ボリュームと感触を加えて、紙粘土と着色を織り交ぜたワークショップを考案した。

紙粘土はそのままの白い無垢の状態のものと、中身に色とりどりの粘土を仕込んである粘土玉「大福粘土」「餃子粘土」を用意した。

サインペンを準備しておき、粘土に新たな色を加えることができる設えも準備した。

子どもたちは粘土のもちもちとした感触を楽しみ、色が次第に練り込まれていく様子に創造力が刺激されたようだ。ある子は粘土をソフトクリームに喩え、他の子どもたちやちよだスタッフ、やさしい美術メンバーらに積極的に関わる姿が見られた。またある子は粘土をさながらパックのように顔に貼付け、自分の変容した姿を鏡に映して楽しんでいた。

子どもたちは思ってもみない遊びを工夫し、編み出し、そしてそれらの遊びは他者との関わりのきっかけを生んでいる。そんな実感に包まれた。
子どもたちから「楽しかったよ!」という声も聞かれた。子どもたちから私たちへのご褒美である。