6月25日-26日
七ヶ浜町表札ワークショップ第3弾+ひかりはがき手渡し

2011年の活動報告

表札制作ワークショップ「仮設住宅にまごころ表札を届けよう」
開催日:6月25日(土)、6月26日(日)
場所:七ヶ浜町武道館
参加者:七ヶ浜中学校、向洋中学校、町内外ボランティアほか/総勢40名
企画・主催:七ヶ浜町災害ボランティアセンター、NPOレスキューストックヤード
ワークショップ実施:名古屋造形大学やさしい美術プロジェクト、未来予想図実行委員会
協力:島本画材(画材提供)、名古屋造形大学学生および卒業生有志

●これまでの経緯
宮城県七ヶ浜町では5月より避難所から仮設住宅に順次入居が進み、6月末には 約420戸の全世帯が入居を終える予定だ。災害ボランティアセンターとレスキューストックヤードは仮設住宅に入居するこの時期に着目し、人と人とのつながり、地域と人とのつながりをつくる取り組みとして将来の町の担い手となる中学生が中心になって表札を手作りし、各世帯に届ける企画を構想した。
やさしい美術プロジェクトディレクター高橋はこの企画主旨に賛同。ボランティアセンターとレスキューストックヤードと密に連携をとりながら、ワークショップの運営、表札装飾、素材や画材の提供、アートワークとしての表札のプロデュースに従事することになった。これまでに2回のワークショップを実施し、ワークショップの実施方法はそのままに6月16日に地元中学校でもワークショップが実施された。
●「まごころ表札を届けよう」ワークショップ第3弾
今回行ったワークショップは145戸分の表札を二日間にわたり制作。前々回のワークショップ(5月14日、15日開催)で完成した表札はすでに仮設住宅に設置されており、参加者一同で仮設住宅を訪問し、それぞれのお宅で掲げられた表札を見学した。表札素材のベースとなるのは七ヶ浜町で津波によりご自宅を流されてしまったWさん、Kさん、Pさんのお宅の土台の木材。提供いただいた材料を丁寧に、そして心を込めて地元の中学生がお名前の書き入れ、装飾作業を担当した。また、表札の裏面には焼印により震災を示す「七ヶ浜 2011.3.11」が穿たれた。
今回のワークショップで七ヶ浜町の仮設住宅420戸分のすべてが完成した。装飾作業、修正が必要なものはやさしい美術プロジェクトが仕上げ加工を施しあらためて現地へ送付する。すべての表札は制作した中学生から仮設住宅に入居された住民の方々へ、7月上旬に直接手渡される予定だ。

●ひかりはがき手渡し
今回はワークショップ会場にて参加者であり被災者でもある中学生らにひかりはがきを手渡したほか、関東学院大学の学生ボランティアの皆さんの協力で亘理中学校で実施した足湯の際にひかりはがきを手渡した。以下手渡しの際に聞かれた声を記しておく。
・「いいね、すてきね」とのコメント。
・お子様の幼かった頃を思い出し、語った方がいた。
・言葉が添えられているはがきが好評だった。
・ひかりはがきに添えられた「厳しい季節の後にはあたたかい春がやってくる〜」との言葉に涙しながらはがきを手にしていた。
・自身の弟さんを亡くされた方が「ありがたい、気持ちがよく伝わってくる。」とのコメント。