3月11日
「森をつくるおりがみMorigami」メンバー対象ワークショップ 開催

2009年の活動報告

名古屋造形大学にて、メンバー対象となる「森をつくるおりがみMorigami」ワークショップが開催された。

2008年に小牧市民病院で展開した井藤由紀子(視覚伝達デザイン・卒業生)の折り紙作品「森をつくるおりがみMorigami」。現在、他の病院や施設での展開が期待される作品の一つである。
今回それらの場所での展示を当取り組みが企画するにあたって、Morigami制作の意図や経緯を知るための機会として作家によるワークショップを行った。井藤は新たに展示が決定している新潟県立十日町病院のために再版したMorigamiを見せながら、制作の難易度や色についての意図、病院利用者が制作した作品の後の処置についてを説明した。
木々は長い時間をかけ大きなスケールで生長し、森というかたちをつくっている。折る人にはかたちづくる難しさを感じてほしい」井藤の考案したMorigamiは、作家から人々へと「つながり」の森をつくっていく。
ワークショップの最後には作品を超え、人や森、地球環境といった大きな内容を含んだ会話が繰り広げられた。