3月5日 臨床するアート 福岡セッションについて

2010年の活動報告

ディレクター高橋伸行が「臨床するアート」福岡セッションにて登壇し、事例報告を行います。

多くの人々が孤独を感じ、生きにくさを味わいながら生きている現代。私たちのいのちが分断され、つながりが本来もっている豊かさを失ってしまっています。
このような関わり合いが求められる時代において、アートはもう一度私たちの生の豊かさを恢復してくれる力をもっているのではないでしょうか。現代社会がもつさまざまな課題と向き合い、臨床の現場へとおもむくアートの実践を通して、もう一度いのちの根につながるアートの可能性を考えたいと思います。そして、おがたいにおたがいに生を愛しみ、よりよく生きようとすることを支えるアートのありかたについて考えます。(臨床するアート/チラシより)

日時
2011年3月5日(土)13:30~17:15(受付は13:00より)

内容
講演 13:40~14:30
山口悦子(大阪市立大学医学部付属病院安全管理対策室専任医師、大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)

事例報告 14:40~15:40
①「地域に開かれた病院を創出する―やさしい美術プロジェクトの取り組み」
高橋伸行(アーティスト、名古屋造形大学准教授)

事例報告 14:40~15:40
②「子どもと家族の生を支えるアートプロジェクト―子どもホスピスという可能性」
濱田裕子(九州大学大学院医学研究院准教授)

対談 15:50~17:00
「生を愛するアート・生を実感するアート」
目黒実(九州大学総合新領域学府特任教授
播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)

場所
九州大学総合研究棟
(バイオメディカル・リサーチ・ステーション)
セミナー室105号・サイエンスカフェ

主催
財団法人たんぽぽの家
共催
特定非営利活動法人まる
協力
アートミーツケア学会

平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業

■詳しくは下記webサイトをご覧ください。
http://popo.or.jp/ableart/pickup/pickup_07.html