3月10日
作品「しきいろさんぽ道」「小さな版画絵」搬入
2009年の活動報告
この日、今年度最後の作品搬入が行われた。
最初に、小児科病棟廊下に展示中の浅井紀代美(視覚伝達・4年)制作のモビール作品「しきいろさんぽ道」の搬入を行った。
これは病棟全体を彩るモビールを、旧暦の節分に合わせて入れ替えていく作品。今回は春をイメージしたモビール「桃」を展示。桃の花を思わせるピンク色と明るい緑色の合わせにより、病棟全体に春を感じさせる展示となった。
昨年度より1年間に渡り展開してきた「しきいろさんぽ道」の展示入れ替えも今回が最後となる。展示期間は5月上旬までを予定している。
次に小児科外来受付横に、ayako(コーディネート作家)制作の版画作品「小さな版画絵」を展示した。
手のひらにすっぽりと入ってしまうくらいの小さな絵画のシリーズ。見ていると絵のなかの小さな世界に引き込まれ、思わず笑みがこぼれるような幸せ気持ちにさせられる作品。
この場所は、外来のなかでもひときわ人通りの多い場所。作業中から「次は何が展示されるの?」といった声が聞かれた。
これで、今年度に提案された全ての作品が、病院へと届けられた。