10月19日
第2回研究会開催/作品「白い休日」「落書き」搬入

2010年の活動報告

第2回目の小牧市民病院研究会を開催した。

試作検討
・南4病棟モビールプロジェクト妊娠された方やお子さんの生まれた病院利用者の多い病棟のため、ハッピーでカラフルなイメージのモビールを制作することになった。
病院側からは、やわらかい色になるような展示にしてほしいという意見が出た。

経過報告
・南6・東5病棟モビールプロジェクト各病棟で制作予定の作家の参考作品などを紹介した。

研究会後、小牧市民病院化学療法室待合の壁面に矢野杏子(日本画・卒業生)制作の絵画作品「白い休日」「落書き」の2点を搬入した。
やわらかな線と色で描かれた様々な光景は、日常の何気ない瞬間から切り取られている。毎日の中で流れて消えていってしまいそうな瞬間をキャンパスにとらえることで、日常の中に見え隠れするやさしく尊い瞬間があることを気づかせてくれる。閉塞的な空間で、患者さんが不安な時間を過ごされる場所であるため、あたたかみと広がりの感じられる作品を選んだ。