2月7日
作品「green books」搬入

2010年の活動報告

小牧市民病院南6病棟デイルーム壁面と電話ボックスの2カ所に天野入華(交流造形・卒業生)制作の立体作品「green books」を設置した。

入院患者さんが職員の介助を受けながら食事をする場所であるため、食事の邪魔にならず、ひっそりと穏やかに場所の空気感をやわらかくすることや、院内で植物のような緑を楽しめる展示を目指した。
布や針金などの繊細な素材を用いていることと、メンテナンスのしやすさや清潔感を保つために、作品を透明アクリルのケースで被って保護をしている今までにない展示方法となった。

壁面と電話ボックス上部に展示された作品は、展示場所の中で風景の一つに同化をしながら、したたかにデイルームの空気感をやわらかなものに変えている。