10月28日
作品「魚ぎょっとシャンデリア」撤去

2015年の活動報告

委託作家・富永敏博氏と林治徳によるユニット「やさ美丸」による「魚ぎょっとシャンデリア」の作品撤去を行った。

今年1月、3月と搬入を行ったが、長期展示を行ったことによる接続部の劣化が見られ、慎重を期して作品を撤去することにした。

 

この作品は、前年の10月に名古屋造形大学芸術祭で行ったワークショップにて、布を切り貼りして制作したものである。

病棟1階整形外科の待ち合いの吹き抜けを水族館に見立て、魚が描かれた行灯を展示した。

 

多くの人の関わりが形となった作品は、人々の思いを乗せて約半年間展示された。

魚たちが表情豊かに泳いでいる様子は、緊張や不安を抱いている利用者に安らぎを与え、会話のきっかけとなったことだろう。