11月11日
緩和ケア病棟 窓ドローイング描き替え 作業1日目

2015年の活動報告

今回で5回目となる窓ドローイングの作業1日目。学生メンバー10名で実施した。

 

前回に引き続き、曲線が連続した図案を作成のうえ着手した。

前作と異なる点は、窓の上部から下部まで、全体をダイナミックに駆け抜ける構図である。

大きな曲線をフリーハンドで描くことに時間と手間がかかった経験を踏まえ、今回は綿密に型紙を準備した。

型紙作成は、プロジェクターで壁に映し出した実寸大の図をトレースした。わずかな誤差でも実際の空間の中では大きなズレと感じられてしまうため、厳密に調整した。

 

初めての型紙作成に苦戦しながらも、下準備が功を奏し、スムーズに現場の窓に当たりをとることができた。

 

窓ドローイングとは

 

緩和ケア病棟デイルームに広がる、幅およそ15メートルの窓ガラスにドローイングを施す取り組み。定期的に描きかえ、季節感を演出している。緩和ケア病棟で過ごす方々の会話のきっかけとなる作品。