11月18日
緩和ケア病棟 窓ドローイング描き替え 作業2日目

2015年の活動報告

今回で5回目となる窓ドローイングの作業2日目。学生メンバー10名で実施した。

 

前回描いた曲線の微調整を行い、さらに要所要所に直線を引いていく作業を行った。

有機的な曲線と直線が織りなす模様は14mを越える窓ガラスから外へ広がるようなダイナミックでシャープな印象だ。

何とも説明のつかない形態が見る者の想像力をかきたてる。

 

また、今回初めて白色のクレヨンをメインに使用した。大学内で試作を繰り返した結果、昼も夜も外光と照明に照らされてしっかりと発色する白を選んだ。

 

面を細かな絵や模様で描き入れる作業に取りかかったが、描く面積が大きい構図のため描ききることができず、次回への持ち越しとなった。

 

窓ドローイングとは

 

緩和ケア病棟デイルームに広がる、幅およそ15メートルの窓ガラスにドローイングを施す取り組み。定期的に描きかえ、季節感を演出している。緩和ケア病棟で過ごす方々の会話のきっかけとなる作品。