4月9日-10日
4月の一般公開/よもぎと桜祭 開催

2011年の活動報告

大島での取り組み{つながりの家}が今年度最初の一般公開日を迎えた。
両日とも天気に恵まれ、うららかな陽気のなか、来場者は春の大島を楽しんだ。

GALLERY15では、今月より展示内容を一新。
4つの部屋ごとにテーマが設けられ、大島の暮らし・記憶・文化に深く関わるアートワークが展示されている。
現在は「古い写真」「入所者の表現」「古いもの捨てられないもの」の3つの常設展に加え、大島で作られてきた自助具、補装具、義肢などを紹介する企画展「大島の身体(からだ)」展が鑑賞できる。
公開当日は、新たな展示を熱心に見入るリピーターの姿も見られた。

また、9日にはカフェ・シヨルによる春の収穫祭「よもぎと桜祭」が開かれた。
カフェスタッフ、こえび隊、一般来場者がともに大島を歩き、島に自生するよもぎの葉と桜の花を摘むワークショップ。
当日は大島の野菜名人の入所者にも立ちあってもらい、満開の桜の下でお花見も兼ねた和やかな収穫祭となった。

午後からは、こえび隊とカフェスタッフにより、カフェ・シヨルにて収穫したよもぎを茹でて刻む加工作業を行った。
店内はさわやかなよもぎの香りに包まれ、よもぎを刻むトントンというにぎやかな音が響きわたっていた。

この日、収穫・加工されたよもぎと桜は、お菓子やランチメニューの材料となり、5月以降カフェ・シヨルにて味わうことができる。