6月11日-12日
6月の一般公開/びわ祭 開催

2011年の活動報告

大島での取り組み{つながりの家}が今年度3回目の一般公開を迎えた。
2日間とも、梅雨らしいあいにくの天気にも関わらず、多くの来場者が大島を訪れた。

11日にはカフェ・シヨルによる初夏の収穫祭を開催。
今回は、一年を通して大島の山に分け入り、日々大島の自然の風景をカメラに収めている、写真名人の入所者をゲストに迎えた。
当日は写真名人おすすめの場所で、大島に自生するやまももを収穫する予定だったが、前日から降り続いた雨のため、山へ入ることを断念。
かわりに宗教施設の裏庭のびわを収穫する「びわ祭」が行われた。

今は使われなくなった宗教施設の裏庭には、毎年びわが鈴なりになるという。
写真名人の立ち会いのもと、カフェスタッフ、こえび隊、一般来場者が参加し、黄色く色づいたびわの実をお裾分けいただいた。
収穫されたびわは、後日カフェスタッフの手により加工され、カフェのメニューの材料となる。
収穫後は、カフェ・シヨルにて名人を囲んだお茶会が開かれ、和やかな空気のなか昔の大島の風景についてなど、話に花が咲いていた。

また、午後からはこえび隊とカフェスタッフで、前日に収穫した大島の梅を漬ける作業を行った。
ひとつひとつ丁寧にゴミをとって洗い、氷砂糖と一緒に漬ける。13人の参加者の手により、あっという間に梅酒と梅シロップがそれぞれひと瓶ずつできあがった。
7月以降にはカフェのメニューに登場する。