12月10日-11日
12月の一般公開/餅つき会 開催

2011年の活動報告

大島での取り組み{つながりの家}が今年度9回目の一般公開を迎えた。
この月は、芸術祭会期終了後、月1回の一般公開を始めてから、ちょうど1年目となる。

一般公開日にさきがけ、前日の9日にはカフェ・シヨル前にて「餅つき会」を行った。
カフェ・シヨル前での餅つきは、1年ぶり2回目の開催となる。
やさしい美術プロジェクトメンバー・こえび隊をはじめ、入所者や職員、大島の小学校や託児所の子ども達も集い、昨年以上のにぎわいをみせた。

50年ほど前には、大島でも石臼での餅つきが行われており、1年を締めくくる一大行事だったという。島外から訪れた人の中には、石臼での餅つきは初めてという参加者もおり、大島の方々から餅つきのレクチャーをしてもらいながら、当時の様子を興味深く聞いていた。
半日かけて4臼分の餅がつきあがり、島の方々と参加者にふるまわれた。

一般公開日の土日は、比較的あたたかく天気にも恵まれた。
顔なじみの島の方に会いにきたという常連のリピーターに加え、昨年の餅つきに参加したリピーターや地元の小学生が団体で訪れたりと、2011年の最後を彩る、にぎやかな公開日となった。

11日、カフェ・シヨルには58名の方々が来店。月1回のオープンを始めてから1年目にして、過去最高の来客数となった。

毎月恒例の大島会館での出張カフェも満席となるにぎわいで、寒空の下足を運んだ島の方々は、温かい飲み物やおかしをゆっくりと楽しまれていた。