6月8日-9日
6月の一般公開/梅祭 開催

2013年の活動報告

この日大島での取り組み{つながりの家}が今年度2回目の一般公開を迎えた。
瀬戸内国際芸術祭2013の春会期が終了し、7月20日の夏会期との谷間となるこの月も、「海のこだま」「カフェ・シヨル」「大島資料室」「北海道書庫」の4つの施設の公開、こえび隊によるガイドツアーを開催した。

また、9日(日)には貯水池ガイドツアーを開催。天候が心配されたが、この日は梅雨なかにもかかわらず天気に恵まれ、前回に引き続き入所者の方にも同行いただいた。過去の暮らしを支えた貯水池への思いを語る言葉に、参加者は耳を傾けていた。

大島をあじわう!をテーマにした「カフェ・シヨル」では、今月も大島の野菜名人の入所者が作った野菜をふんだんに使ったメニューが並んだ。
8日(土)には初夏の収穫祭「梅祭」を開催。大島の北の山にある梅林に、野菜名人・こえび隊・一般来場者・カフェスタッフがともに入り、梅の実の収穫を行った。
今年は雨が少なく、例年よりは少ないと言われていた梅の実も、約10名の参加者総出で収穫すると、あっというまにカゴ一杯となった。
野菜名人の計らいで、ちょうど食べごろに色づいたびわの実も採り、豪華な収穫祭となった。
午後からは、こえび隊・カフェスタッフで収穫した梅で保存食づくりを行った。
今年は梅酒と梅のはちみつ漬けを仕込み、参加者は出来上がりを楽しみに作業に没頭した。

また、公開日とは別に行っている大島会館での出張カフェ「出張シヨル」の取り組みには、42名の島の入所者の方や職員さんにご利用いただき、盛況となった。

次回の{つながりの家}公開は、瀬戸内国際芸術祭夏会期の始まる7月20日からとなる。