12月14日-15日
12月の一般公開/餅つき会 開催

2013年の活動報告

この日、大島での取り組み{つながりの家}が今年度4回目の一般公開を迎えた。

瀬戸内国際芸術祭2013が閉幕し約1ヶ月経ったこの月は、今年度最後の一般公開となり、今回の芸術祭で公開された作品を楽しめる最後のチャンスとして、多くの来場者が訪れた。

また、13日(金)には一般公開にさきがけ、餅つき会が行われた。

50年ほど前までは入所者の手で行われていた餅つき。その時代に使われていた、石臼を使った餅つきを2010年に復活させ、その後毎年12月にカフェ・シヨル前にて開催している。

例年通り、やさしい美術プロジェクトメンバーとこえび隊が参加し、大島のよもぎの入った餅と白餅の2種類のお餅が合計4臼つきあがった。
賑やかなかけ声が響くなか入所者も見学に訪れ、餅つき会は今年も盛況のうちに終了した。

また、つきあがったお餅はやさしい美術プロジェクトメンバーが入所者のお宅をまわってひとつひとつ手渡しし、今年1年お世話になった感謝の言葉を添えた。

14日(土)には、貯水池ガイドツアーも行われ、芸術祭期間中には参加できなかったという来場者も訪れていた。

また、やさしい美術プロジェクトのプロデュースにより運営されてきたカフェ・シヨルは、この月で一旦休止する事となった。
2010年のオープン当初より関わってきたこえび隊、月に1度の一般公開に毎月のように訪れていたリピーターなどで、カフェ・シヨルの店内はいつも以上の賑わいを見せていた。

{つながりの家}次回の一般公開は春ごろを予定しており、新しい形での公開に向け今後準備を進めていく。