12月11日
作品点検・修繕・再設置 実施

2009年の活動報告

やさしい美術プロジェクトは作品の設置後も安全性や清潔感などに考慮して定期的にメンテナンスを行っている。
今回は修復した作品の再設置のほか、創設時より長い間展示してきた作品の補修、清掃作業を行った。

工藤歩(視覚伝達D・4年)が制作した「カーテンプラン」は待合いの間仕切りカーテンのイメージを大きくかえる作品である。汚れた部分の補修や整備を行い、この日再設置した。居合わせた外来の利用者や病院職員からは「待合いが明るくなる。」「この作品は他の病院でもニーズがありそう。」と評判だ。
林治徳が制作した「Sign Language【手話】〜hello〜」の埃とり、「reliance」の修復作業を行った。
また、嶺うらら制作の「ひとみごろ」は陶板部分の埃を取り除き、鮮度が蘇った。これらの作品は設置してから4〜5年の歳月が流れている。

その他、毎年恒例のクリスマスの飾り付けをお手伝いし、中庭に電飾のツリーを設置した。
病院内は季節感や時間の流れが感じにくい構造であることから、施設で働く職員さんは季節感を演出するための様々な工夫を行っている。やさしい美術プロジェクトはそうした活動にも参加している。