4月28日
作品「森ラックス」搬入

2009年の活動報告

内科処置室内にある天窓に、古川陽介(日本画・2年)の絵画作品「森ラックス」を搬入。
足助病院の天窓は、以前から「強い光が点滴を受ける患者さんに当たってまぶしがっている」、「日差しよけとして布を貼っているがもっと良い方法はないか」といった意見が上がっていた。

この作品は、日本画に使われる絵絹の代わりに光を適度に取り入れる寒冷紗を使用。顔料は、光などの劣化を最小限にするため、岩絵の具を使用せず、発色の鮮やかな染料を使用した。

四季折々の木々や鳥たちが描かれた絵は、利用者がまるで治療を忘れ、森の木漏れ日を受けひなたぼっこをしているような気分にさせるさわやかなものとなっている。