7月6日
第2回 やさび相談日文化実行委員会参加

2010年の活動報告

病院の日常により深く関わるためにディレクターもしくはスタッフが終日足助病院に滞在し、綿密に病院内の調査を行い、現場から意見や要望を聞く「相談日」を今年度より設けている。また相談日は足助病院内の正式な委員会である文化実行委員会開催に日程を合わせて参加している。
 
今回は、森明穂(アートプロデュース・3年)制作中の作品「ぎゅっころ」の試作検討を作業療法室で行った。検討の結果、まずは約1ヶ月間仮設置することになった。
その他、計画中の企画「にがおえ会」のリサーチを行い、院内展示中の全作品のコンディションをチェックし、メンテナンスを終えた。
 
16:30から開催された文化実行委員会では以下の提案を行った。
・「えんがわ画廊」作品展示の提案
・新作提案:木谷任志(メディア造形・4年)作品「どこでも窓」
現在、展示台のみとなっている「えんがわ画廊」に、複数名のプロジェクトメンバーで新たに作品を制作し、展示することを提案した。
やさしい美術プロジェクトはこのように「相談日」や文化実行委員会に参加した結果が活動に反映され、より迅速で濃密な活動となるよう努めていく。