12月19日
ぽんぽんスタンプで絵を描こう

2008年の活動報告

今回の取り組みは、絵の具が染み込みにじみやすい和紙(鳥の子紙)を折りたたみ、割り箸とガーゼを使い制作した綿棒に絵の具を付け紙へスタンプのように押し付け描画をしてもらうというもの。
絵の具を溶いた液体をじっと見つめ、使いたい色を選び、早速綿棒に浸し描き始める子。小さく折りたたんだ紙では物足りず、下敷きで敷いていた段ボールへ絵 の具を流し両手で伸ばしては段ボールのボコボコした手触りを楽しんでいる子。描画が完成した作品を、一枚一枚広げ絵の具が染み込み作られた模様を目で追う ように見ている子。たたんだ状態の絵から、紙を広げたときの絵の模様の変化に気づいた様子。
部屋一面に紐を付け、できあがった作品を吊るした風景は画用紙とは違う染め物を思わせ、和紙独特の淡い作品の仕上がりとなった。