3月6日
ボールを転がして絵を描こう

2008年の活動報告

今年度最後の作品制作は、8月に行ったボールを転がして絵を描く制作に変化を付けたもので、使用するボールに模様が付いた紙や布、毛糸や軍手を貼付ける工夫を加えた。

子どもたちは、箱の中でゆっくり鈍く転がるボールの様子や感覚が気に入らなかったのかボールを転がしていた手を止めてしまった。
前回の体験では鈴の音が鳴ったり軽快に転がるといったボールの違いが原因と思われる。

加工するなどのちょっとした変化でも子どもたちの反応に大きく影響すると実感した制作となった。

作品制作終了後、子どもたちの母親も交えて行う帰りの会「さよならのつどい」でメンバー手作りの作品集と参加メンバーの佐々木希海(洋画・3年)が描いた子どもたちの似顔絵を渡し、1年間通して行った発達センターちよだの子どもたちとの交流を振り返った。

子どもたちの中には、似顔絵を見た瞬間に自分の顔であると理解し、鏡の前で似顔絵を顔の横に並べ見比べながら可愛らしいポーズをとる子もいた。